燃料費調整額について
燃料費調整とは
電気の主燃料である火力燃料(原油・LNG[液化天然ガス]・石炭)の価格変動および、卸電力取引市場におけるスポット市場価格の変動に応じて、自動的に電気料金を調整する仕組みです。
でんき料金の計算方法
でんき料金は以下の算式によって算定します。

(※1)電力量料金は、毎月の燃料費調整単価(原油・LNG[液化天然ガス]・石炭の燃料価格の変動により、毎月自動的に決まる単価)に使用電力量を乗じた燃料費調整額を加算、または減算して計算します。
(※2)再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価(国が毎年定め、全国一律で適用される単価)に使用電力量を乗じて計算します。
月別燃料費調整単価(低圧)
燃料費調整単価 | ||
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2025年7月分 | 2025年6月分との差 | |
低圧 | ▲6.88円/kWh | ▲0.49円/kWh |
- (*)上記単価は、税込金額となります。
燃料費調整額の算定
燃料費調整額は以下の算式によって算定します。

燃料費調整単価の算定
燃料費調整単価は平均燃料価格に基づいて算定します。
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは
再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)の電源はコストが高いなどの理由により普及が進みにくいため、国は、それらの電源を用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買取ることを義務付ける「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を創設し、2012年7月1日にスタートしました。
電気事業者が買取りに要した費用は、電気料金の一部として、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」という形で、電気を利用されるみなさまに負担をお願いすることとされています。制度の詳細につきましては、経済産業省資源エネルギー庁の「 なっとく!再生可能エネルギー 固定価格買取制度 」ホームページをご確認ください。